新聞に辰吉丈一郎選手の勝利の写真が大きくでていた。
ボクシングは、人生や情熱をかけないとできない。私の友人のボクサーたちも引退したものの、次に情熱を賭けるものが見つからず、もう一度復帰する人は少なくない。
必死で練習した後に試合前の厳しい減量。相手も同じように必死で試合前の準備をする。
第二の人生でこれほど必死で戦えるものを見つけることは難しい。辰吉選手は、その代表だと思う。タイに500人近い日本人が応援に来たという。
やはり辰吉選手は、ヒーローである。体のことは気になり複雑な思いがあるものの、タイの会場で起こった辰吉コールを聞くと、まだまだこの先もボクサーとして感動をあたえてくれるのであろう。
男が一つのことを全うする人生、これはボクサーでなくても美学である。私も医療人として人生を全うしたい。
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