先日、大切な友人本田選手のボクシングの応援に行ってきました。
東洋チャンピオンへの挑戦。果敢に攻めましたが、残念ながら、5RTKO負けになりました。
彼と友人になったのは、2002年に現WBCフライ級チャンピオンのポンサクレックに挑戦したころでした。
当時その階級でディフェンス世界一という高い技術で、ポンサクのパンチをほとんどもらいませんでしたが、逆に有効だを打つことができず、判定負け。
その後、世界を獲るには、そのスタイルに限界があると考え、キャリアの後半から、攻撃を重視する危険なスタイルにシフトチェンジしました。
そのため、有効打は増えました。
しかし、以前では考えられない被弾も増えました。
世界を目指すために練習してきたこのスタイルで、勇敢に戦った本田選手。34歳という年齢ということもあり、現役を続けるか、引退するか迷うところではありますが、しっかり休養して答えを出してほしいです。
近くで苦労を見せてもらったこと、ハイレベルなボクシング理論を話してくれたこと、試合中の相手との心理戦や駆け引きについて教えてもらったこと、熱い戦いをみせてくれたこと、ボクシングやジムや後輩たちに愛情をもって生きてきたことなど、すべてが私の思い出です。
間違いなく私の人生に厳しさを植えつけてくれた、すばらしい男のひとりでした。
本田君に感謝。これからの長い人生でもこの友情を大切にしていきたい。
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