彼の試合を始めてみたのは、約10年前。
世界戦のセミファイナルでそのときは自分の友人と戦った相手選手でした。
その後、グリーンツダの興行で何度も試合を見ました。
ボクシング界やジムに共通の知人が多かったことから、彼も僕のことを知っていたようで、初めて話をしたのは今年の4月でしたが、すぐにうちとけることができました。
彼のように新人王を獲ったジムの有望選手は、ここ一番のランキングをあげる試合以外では、リスクのある試合を避けて、負けをつけないようにするのだが、彼は圧倒的に不利な海外での試合にも勇敢に挑み続けた。
40戦して20勝して15敗以上している。15敗している彼が30歳を超えてキャリアの最高ランクにいるのは多くの強い選手と戦い、僅差で敗れたキャリアをしっかり強さに変えていったことの証明である。
11月2日世界ランカー大場選手との戦い。10R判定負け。
彼のキャリアを噛みしめながら、しっかりと観戦しました。
彼がこの戦いに挑むまでの過程から人生を学ぶことができた10R。
通常の歯医者では経験できない心の強さをもらいました。
村井 勇希選手に感謝。
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