名医と良医

名医とは近代医学の花形。
体の各部分を分けて研究して、手術や治療を行うことで、より細かくて困難な治療が可能になってきた。
これにより治療の精度が上がり、救える命が確実に増加したといえる。

良医とは患者さんの悪くなったところを見せていただき、その部分を確実に診断する。
患者さんの生活習慣や精神状態などをお聞きして、なぜそうなったのか、治ってからどのように本人やドクターがケアしていけば、再発しないのかをいっしょに検証し、患者さんに明確にお伝えして、良くなっていく喜びを共有できるドクターのこと。

良医の大切なことは、患者さんが常に気軽に相談できる関係を築くことである。
そして、自分自身で確実に治療できることと、専門分野のスペシャリストである名医にし紹介できることを明確に使い分けすることであると思う。

私は自分の技術を磨き、知識を増やし最先端の医療がどのようなものかを理解し、そして研修、学会などで各分野の名医との人脈を増やすこと、患者さんの思いを理解して、治療やケアの説明をわかりやすくする努力をし、できるだけ気軽に相談していただけるように努めたい。

私は、良医をめざす。

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