亀田大毅選手との試合を1ヶ月後に控え滝での精神修行中に死亡したそうです。
所属のグリーンツダジムは親しい選手が多く、人事とは思えません。
彼は最近ジムを移籍してきたこともあり、直接話したことはないですが、多くの試合を観戦させていただいたこともあり愛着のある選手のひとりでした。
亀田選手の試合を決めたことでも判るように過去にも現在世界チャンピオンの内藤選手やポンサクレックなど強い相手との厳しい試合を戦っており非常に強い精神力の持ち主でした。
東洋太平洋のチャンピオンに二度なっていたころから比べると一番最近の試合では1RKO負けをしており、またダメージの蓄積から動きにキレがないように見えました。
亀田選手との試合には相当な覚悟で練習してきたことでしょう。
本当に残念です。
4月は2005年に亡くなった田中聖二くんを想い、いろなことを考えます。
子供の頃、ただのボクシングファンであった私が、金沢ジムの藤谷トレーナーとの友情の元に深く関わるようになりました。
亡くなった選手たちに人生の厳しさを教えられて身が引き締まります。
彼らが命がけで戦うということをしっかり受け止め、悲しむばかりでなく自分も強い気持ちをもって関わっていく覚悟が必要がある。
小松選手のご冥福をお祈りいたします。
コメントを残す