終わりました。
真剣勝負はその時の状況で勝つこともあれば負けることもある。
韓国、米国が負けていく中最終ラウンドまで勝ち進んだ侍ジャパンあっぱれでした。
少し気になるのは、前回も大会終了後に書いたボールのことでした。国内のボールも国際基準にするべきだと書きました。
国内のボールは国内で統一球になっただけで、国際基準とちがったボールで国内リーグが行われてしまったことが残念でした。
選ばれた選手たちは、WBCに向けてしっかり調整してきたにもかかわらず、ボールへのアジャストという無駄なハードルを超えないといけないことに少し後悔が残りました。
前回大会と比べて少し自分が大人になってわかったことは、ボールを国際基準に変えることは、簡単ではないということ。
このボールを大量に作るために組まれた工場のラインや雇用などの問題、NPBとスポーツメーカーとの巨額の契約などをいきなり見直すということは簡単ではないということです。
しかしながら、日本野球の飛躍のためにこれらのことをしっかりクリアして次のWBCまでには国際規格に近いボールで日本のプロ野球が行われることを祈ります。
日本野球の良いところがたくさん出ました。投手陣のコントロール、投手陣はメジャー移籍の影響で少し若くなりましたが、変化球の制度とコントロールは一級品でした。野手陣の守備、走塁、ミートの技術。井端、内川、糸井、稲葉、鳥谷などが長く活躍している理由がわかりました。
次回、オランダ、イタリア、ブラジル、台湾、オーストラリア、カナダなどのレベルが上がればどこが優勝するかわかりません。
サッカーのように世界中にレベルの高いリーグができてそれぞれの選手が高年棒で活躍できるようになれば、もっと夢のある大会になると思います。
一時は日本が参加しないということになりそうでしたが、参加してよかったです。
大会のレベルも上がってますし、楽しいひと時でした。選手のみなさん夢をありがとう。