5周年

11月15日で医院は開業5周年を迎えました。

世の中の歯科医院が不況で、患者さんが減少する中、当院は5年間で5000人を超える患者さんに来院していただき、5年間患者さんが減少することが一度もなかったことは、客観的にみてもこの規模の医院としては、成功している部類に入るかなと思います。

しかしながら、これからの体験は、一度、区切りにしたいと思います。

日本の今後は、国家の税収不足や超高齢化など、今までに経験したことのないゾーンに入っていきます。

長期的な国家戦略も甘く、残念ながら、景気がよくなることは期待できません。

そんな中で、自分の過去の成功体験は、何の保障にもなりません。

自分が優れている点を分析するなら、自分の良い経験をすぐに捨てられることだと考えます。

来年には、衛生士学校の受け入れや、阪大からのインプラントドクターを迎え入れる体制が整い、医療施設としてのステップアップがでいると思います。

この先5年が本当の勝負です。

いろんな専門機関との提携や連携、患者さんとのつながりをより強固にして、千里中央でもっとも信頼される歯科医院として変化しつづけたい。

まだまだ、成長できることは本当に幸せです。

いとこの子

11月8日「いい歯の日」にいとこの子が生まれました。(このいとこも歯科医です。)

今年に入って身内の出産は4人目です。

少子化といわれる中ですが、子供の誕生はいつも感動があります。

健康に育ちますように。

ボクサー本田 秀伸

先日、大切な友人本田選手のボクシングの応援に行ってきました。

東洋チャンピオンへの挑戦。果敢に攻めましたが、残念ながら、5RTKO負けになりました。

彼と友人になったのは、2002年に現WBCフライ級チャンピオンのポンサクレックに挑戦したころでした。

当時その階級でディフェンス世界一という高い技術で、ポンサクのパンチをほとんどもらいませんでしたが、逆に有効だを打つことができず、判定負け。

その後、世界を獲るには、そのスタイルに限界があると考え、キャリアの後半から、攻撃を重視する危険なスタイルにシフトチェンジしました。

そのため、有効打は増えました。

しかし、以前では考えられない被弾も増えました。

世界を目指すために練習してきたこのスタイルで、勇敢に戦った本田選手。34歳という年齢ということもあり、現役を続けるか、引退するか迷うところではありますが、しっかり休養して答えを出してほしいです。

近くで苦労を見せてもらったこと、ハイレベルなボクシング理論を話してくれたこと、試合中の相手との心理戦や駆け引きについて教えてもらったこと、熱い戦いをみせてくれたこと、ボクシングやジムや後輩たちに愛情をもって生きてきたことなど、すべてが私の思い出です。

間違いなく私の人生に厳しさを植えつけてくれた、すばらしい男のひとりでした。

本田君に感謝。これからの長い人生でもこの友情を大切にしていきたい。

長谷川 穂積選手のお母さん

このブログで何度か紹介させていただいた、ボクシングの前世界チャンピオンです。

癌のお母さんのためにファイトマネーを治療費をあてていたそうですが、残念ながら先日お亡くなりになりました。55歳の若さだそうです。

私も子供のころに父を癌で亡くした経験があり、他人事とは思えず、本当に悲しい気持ちになりました。

長谷川選手は、お母さんへの思いを胸に、今まで以上強くなると思います。

家族の死は、悲しいことです。

しかし、その後残されたものが、お亡くなりになった方の人生を背負って生きることで
亡くなった方の人生がよりすばらしいものになると思います。

長谷川選手とは面識はありませんが、応援しています。

WBA世界戦

以前に紹介させていただいたWBA Sウェルター級の石田順裕選手がメキシコで世界戦を行いました。

結果は僅差の判定負けで王座陥落。

ただ、試合をするまでの苦労した過程を考えると、結果はどうあれ、おつかれさまと言いたいです。

世界チャンピオンでなくなっても、かけがえのない友人であることに変わりない。

石田君、いろいろあったけど、1度ゆっくり休んでください。

お疲れ様でした。すばらしい試合を見せてくれてありがとう。

初めての集合

初めて、自分の兄弟がそれぞれの子を連れて、全員集まりました。

今年に入って私の妹と弟に一人ずつ子どもが生まれ、初の顔合わせ。

泣く子もいれば、笑う子もいる。

私の母もそれぞれの孫を見ながら、幸せいっぱいの顔をしていました。

一泊して、食事をし、ロープーウェイで山に登って、自然を感じながら、みんなで歩いたこの休日。

最高の一日になりました。

トライアスロン

平野 司さんという患者さんからお手紙をいただきました。

トライアスロンの元日本チャンピオンだそうです。

当院に通っていただいていたときには全然知りませんでした。

次のオリンピックの出場目指してがんばっているようです。

スポーツでトップを目指している人は本当にかっこいいですね。

これからも時々ブログで紹介します。

矢野引退

阪神の矢野捕手が引退を表明。

寂しいなー。阪神に良い捕手がいない中で、野村監督時代に中日から来たときから、本当に苦労して、二度の優勝に貢献してくれました。

阪神には今城島捕手がいて活躍していますが、僕が阪神の捕手の中で一番好きなのは、矢野捕手でした。

次は、監督になってほしい。お疲れ様でした。

大先輩

先週、淀屋橋の大阪インプラント再生医療センターの河村達也先生とお話させて頂く機会がありました。

診療所は、インプラントのオペオペ室やCTを完備され、インプラントの実績も豊富です。

当院では難しいインプラントも手術だけをお願いし、被せを当院で行うという、リファーというシステムを築くための最初の打ち合わせでした。

このことにより、今までインプラントを断念せざるをえなかったような条件の難しい人を当院の責任のもと、安心してインプラントを行うことができるシステムの構築ができると思います。

1本や2本の確実に骨のある方のインプラントは、CTを外注して当院で行うのですが、条件が難しい人は、診断のためCTとオペ室完備の診療室でのインプラント埋入が安全であるということで、お願いすることにしました。

インプラントを行う医院は、たくさんありますが、今世の中にある診断やオペのための設備がある医院は、個人診療所レベルではまだまだ少ない状態です。

そんな中、設備や技術が不十分な状態でインプラント治療を行うことで、いろんな問題もニュースになっています。

われわれは、安心してインプラントをできるようにいろんなつながりを作っておりますので、気軽に相談したくださいね。

それにしてもこの河村先生の人間としての寛大さには、驚きました。
初めて話をさせていただきましたが、私の今の悩みや問題点を的確に指摘し、成長のためのヒントをくれました。
久しぶりに、ドクターとしても男としても心から尊敬できる人に出会いました。

出会いに感謝です。

新大阪衛生士専門学校との提携

新大阪衛生士専門学校から依頼があり、衛生士さんを目指す、学生さんの教育機関として当院が、認定を受けました。

私は、歯科医療に関しては、多くの方々にとって、歯科医師よりも歯科衛生士のほうが重要になるということを考えていました。

当院に診療にお越しいただいている患者さんの治療の成功率が高いのは、治療前の口腔内の清掃状態をきれいにして、さらに治療後のメンテナンスもきっちりしてくれる、衛生士さんたちのおかげです。

歯科医師の治療のみでは、長期に渡って治療後に良好な状態を保つことは、不可能です。

そんな衛生士さんを教育する機関になることが出来たことを誇りに思い、よい衛生士さんを世に送り出せるように努力したいと思います。

昨日、説明会を開いていただいた、新大阪歯科衛生士学校の先生方、スタッフの皆さんありがとうございました。