41歳を超えて、オフにひざの手術をしてそしてオープン戦ほとんどなしのぶっつけ本番の開幕。
今までプロ野球のスター選手が怪我をした後に手術をしたり、リハビリをしたりと苦労を重ねたが、全盛期の力を取り戻せた選手は、記憶にない。
しかし金本選手は明らかに若い広島時代より今の方がはるかにすごい。
まだ10試合していないのに1試合3本塁打が2試合。打率6割
シーズンを終わってからどれだけの成績を残せるかわからないが、金本選手のシーズンオフのリハビリやシーズン中の体調管理を実践すれば多くの選手の現役生活の延長が可能になると思う。
体力のみの理屈では証明できないモチベーションや感謝の気持ち責任感など精神的な要素がそれを実現しているような気がする。
全試合フルイニング出場というとてつもない目的を立て、打撃において高いレベルでの目標を毎年を達成し続けることの積み重ねが前人未到の記録を作りつづけている。
肉体の理論は過去の常識や多くのデータから作成されるが、人間の体の進化や体力の向上や病気や怪我の克服は、現在の高い技術の手術とリハビリと常識を超えた目的を必ず達成するという強い心が合わさることによってもっともっと向上することはまちがいない。
金本選手は常識を超えた人間の進化の証しである。